企画書のレイアウトへのこだわり

企画書レイアウトのポイントとは

見栄えの良い企画書とそうでない企画書を比べると、企画書のデザインの「レイアウトの違い」が大きいです。

どういうことかというと、見栄えの良い企画書はレイアウトが見やすく、そうでない企画書はレイアウトがごちゃついていることが多いのです。

同じ企画を同じ文章やキーワードで提案していても、企画書のレイアウトによっては印象が大きく変わってしまう場合があります。

企画書のレイアウトで大切なのは、整列・余白・ルールです。

まず、整列について。整列とは、企画書内の文字や画像を綺麗に並べるということです。

基本的には、文字や画像などの各要素は、それぞれの端と中心を基準にして揃えるようにします。

プレゼンテーション資料づくりなどによく使われるパワーポイントでは、文字や画像を端や中心に合わせて揃えることが簡単にできるようになっています。

夢中になって企画書づくりをしていると、ついつい各要素をバラバラに散らかしがちなのですが、ある程度作った時点で、各要素を綺麗に整列させていくことを心がけましょう。

統一感のある企画書

次に、余白について。企画をしっかり伝えるために、文章で企画の魅力を伝えることは大切です。

しかし、企画書の一面に文字がびっしり書かれているようなものは、なかなか読む気にならないのではないでしょうか?

特に手元でしっかりと読んでもらうために作ってある企画書は、文字の洪水がおこりがちです。企画書のページ内には、必ず十分な余白をとっておく必要があります。

パワーポイントなどスライド作成タイプのソフトを使用するのであれば、スライドの上下左右にかならず余白を設けます。

見出しなどで文字を枠で囲んだり、吹き出しにするような場合もありますが、この場合も文字と枠の間には余白が必要です。

そして最後に重要なのが、これらの整列・余白といったポイントを、すべてのページ(スライド)に適用することです。

企画書の中には、表紙、目次、内容…といった流れがありますが、基本的にはこれらすべてのページを同じレイアウトの中で一貫させることが必要です。

全てのページに統一感が生まれることで、企画書のデザインがすっきりと見栄え良くなります。